ララちゃんのお母さんとララちゃんのお姉さんと、イギリスから日本にやってきました。
私にとって初代パピヨンだったローズを乳腺癌で亡くしてまだ何日も経ってないころ、
知り合いのハンドラー(ドッグショーで、犬を引っ張る人のこと)さんに、可愛い子犬見に来ませんかと、誘われて行きました。
もちろん子犬は可愛いし、何より母犬がローズに似ていて、まだ悲しみの癒えていない私は涙が出てきました。
見せてもらったら帰るつもりでいたのですが、主人が、
「この子がいい、この子がいい」
と子犬の前から離れないので不思議で、黙って見ていたのですが、
「連れて帰るから聞いて(犬の値段)」
といいます。
でも、この子たちはショードッグだったので、
「この子は手放さないと思うよ、だってうちにきたらショーには出さないので無理だよ。」
と言いました。
うちの家族は、ワンちゃんがショーに出かけると淋しいので、ショーに出すのを嫌がるのです。
ところが、主人が
「ニコちゃん(プーとダンボの父)のお嫁さんにするからって言ってよ!」
とごねだしました。
そしたら、ニコちゃんのお嫁さんならと渋々だと思いますが何とか譲っていただけることになりました。
ニコちゃんはイギリスチャンピオン Caswell Coppertiger 最後の直子です。
ニコちゃんの子供がまだいなかったので、それを誰よりも望んでいたのがハンドラーさんです。
でもニコちゃんは交配が下手で、なかなか子供ができないでいました。
だからニコちゃんのお嫁にと言われたら、断れないと思います。
そんな、ニコちゃんのお嫁さんにと白羽の矢がたったのが、ララちゃんです。
でもその日は連れて帰れず、後日ハンドラーさんが家まで連れてきてくれました。
私がララちゃんを最初に抱っこしたのですが、いきなり私の腕から飛び降りました!
ビックリ(゚д゚)!
こんなことは初めてです。
人見知りと言いますか・・・
もう一度抱っこして「怖がらないで、私がママよ宜しくね」
と話しました。
それでもずっと震えてたのを覚えています。
食も細く、私以外の家族には気を許しません。
子供達が抱っこしようとすると、歯をむき出しにして怒ります、
子供は子供で、
「ララちゃんキライどこかに行けと」
怒ります。
そのたびに、私は
「怒らないで、ララちゃんに優しくしてあげて」
と言いうと、子供は
「いつになったら、慣れてくれるの?」と不満げでした。
これは慣れるまでかなり時間がかかるな~ と思ってました。
大きな音や、私が抱っこして体を軽くあやすようにトントンしても、目をつむってビクッ!とします
シャイとかではなくて、何かトラウマ的なことがあったのかなと、気長に取り組むことにしました。
私の後をどこに行くのもちょこちょこついてきて、階段もなんのそのってな感じでついて来ます。
でもララちゃんはカラダが小さいので、なるべく階段を登らないようにしていました。
それでも、ドアは隙間があれば開けるし、さく(網目の)ならよじのぼります
少し長くなりすぎたので、次回に続きます。
おまけは、今日のプーとダンボとモモ
「早くおうちに入れて~~!」
と玄関の前で待ってます。