ヨーロッパの犬事情

ヨーロッパには、犬のための法律があります。

そこには、犬が飼い主と一緒に暮らすためのヒントがたくさんあります。

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現在私たちは、ペットショップなどで自由に犬を購入し、飼うことができます。

愛らしい子犬に一目惚れしたり、誕生日のプレゼントになったりと、さまざまなケースで犬が飼い主のもとにとどきます。

しかし購入が自由な分、飼ってからのトラブルも後を絶ちません。

犬の面倒を見る時間がなかったり、成長した大型犬が手に負えなかったりなどの理由で、飼い犬を手放す人もいます。

 

そういったケースを減らすために、ヨーロッパでは犬を法律で保護している国が多いことを知ってますか?

犬との付き合い方において、日本はヨーロッパに見習うべき事がたくさんあると思います。

そこで、ヨーロッパの犬事情をご紹介します。

 
子犬は必ず親犬のもとで生活
ドイツやイギリスでは、生後2ヶ月未満の子犬を販売することを法律で禁じています。

なぜなら、子犬の肉体的・精神的な健康が損なわれる事があるからです。

たとえば離乳が早すぎると、感染症や食物アレルギーなどの病気にかかりやすくなったりする場合があります。

また幼少期に親犬や兄弟とのふれあいがないと、犬同士のコミュニケーション方法を習得できません。

大きくなると、他の犬に会ったら吠えたり逃げたりすることも。

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犬はもともと社会性のある動物ですが、早くから一匹で過ごしていると犬のあいさつ方法さえ学ぶことができません。

犬が心身ともに健康に育つためには、ある時期までは母親や兄弟とともに過ごす必要があるのです。

 

何年かまえに、テレビでイギリスの保護されている犬の里親に応募してきた人の、審査をしているところを見た記憶があります。

厳しいと思われるかも知れませんが、個人的には賛成です。
ペットショップに犬がいない

「犬は物ではない」という理由で、ほとんどの国のペットショップではペット用品のみを扱い、生きた犬を置きません。

では犬を飼いたいときはどうするのかというと、犬の交配を行っているブリーダーから直接購入します。

その際、面接が行われ、家族構成や職業、生活環境などを聞かれます。

「この犬種は活動性が高いので、毎日十分運動させてあげられる家庭が良い」といった犬種の特性と照らし合わせて、購入できるかどうかが判断されます。

日本文芸社 「作ってあげたい!おいしい犬ごはん」より引用
ヨーロッパの一部の国は、本当にペット先進国だと思わされますね。

 

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もう亡くなりましたが、老犬ブーちゃんです。

言葉にならない言葉を、一生懸命訴えているのだと思います。

 

今日のおうちご飯

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