母の分まで長生きして!

ローズの一人息子、ブーちゃんです。

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やはり食の細い子で、フード+お家ご飯って感じで食べてましたが、雌犬にヒートがくるともう食べません(^^’)

お手上げです。
でも、何日も食べないでは体力が消耗してしまうので、何なら食べるだろうかと色々考えてました。

 

そんな中でも食べたのが、鶏がらスープです。

スープの中には鶏のせせりと野菜を入れて、とくにサツマイモがお気に入りでした。

 

本当に元気で、ハスキーを追いかけて走り回ってました。

 

 

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犬の厄年って知ってますか?

 

7、8歳シニアに入ったこのころを厄年といいいます。

このころ何もなく元気に過ごせば10歳まで何もないと言います。

 

シニアに入ったので、何かと気を付けてあげて下さいと言いう事らしいです。

ブーちゃんは、何にも変わらず元気でした。

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13歳になった頃、

「あっ、目が白い白内障!」

と思いサプリメントのブルーベリーを飲ませました。

 

その後酷くなることはなく2年程たった頃、物によくぶつかるようになり、

「あ~見えないのかな」

と思い、何をするにも声をかけて、部屋の中に居るときは、ブーの部屋と言う事でさくで囲いました。
ぶつかってけがをしないように。

 

お散歩は、庭でぶつかるものがないようにやはり囲いました。
私が、声をかけると声のするほうに来ます。
老犬介護に入ったんだなと思いましたが、母ローズが早くに亡くなったので、どんな形でも1日でも長生きしてほしいと毎日ブーちゃんに話してました。

「ブーちゃん、ブーちゃんママの分も長生きしてね」
と言うと笑うんです!

親ばかと言われましたが、でもよく笑う子でした(*^_^*)

 
このころからでしょうか、見えない事もありご飯が上手く食べられないので、流動食にして注射器でミルクを飲ませるような感じです。

 

何だか、もう一人子供ができたような感じです。
食欲はあるみたいでお口をパクパクさせます、そして上手に飲みこみます。
お腹がいっぱいになるとお口を動かさなくなるので、それ以上無理はしないようにしてました。

お家ご飯は、朝と夕方、その間に数回水分補給と果物のすりおろしなんかも喜んで食べてました。

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徐々に足腰も弱ってきて歩けなくなっても、私とブーちゃんの散歩と言うか日向ぼっこは日課でした。
冬の寒い日はお部屋でガラス越しに

「ブーちゃんいいね」

と言うと笑いながら

うとうと、気持ち良さそうでした。
私は介護しながら癒されてたような気がします(^.^)

 

さいわい、ブーちゃんは内臓が丈夫だったので亡くなるまで元気でした。

 

17歳まで生きてくれました。

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動けなくなってからは、寝てばかりだったブーちゃんでしたが、
最期はまるで眠るように苦しまずに旅立ちました。
ありがとうブーちゃん。

 

11歳で旅立ったローズ

まだ思い出すと辛いのですが、ローズが亡くなった原因は乳腺癌でした。

胸のほうから乳腺があるのですが、一番下のところに黒っぽい小さな粒みたいなものがぽつぽつとありました。

何だかすごく気になって獣医さんに連れていったところ、

「乳腺癌です、手術もできません広がってしまうので」

と言われて、目の前がまっ黒になりました。

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元気だった頃のローズ

 

その後のことはあまり覚えてないのですが、獣医さんに「サプリメントとか、漢方薬とか飲ませる人がいました」と言われました。

でも気休め程度に言われただけで、勧められた訳ではないと思います。

それでも、藁をもつかむ思いで主人に相談して考えてもらいました。

主人は、医師でがん患者さんの治療もたくさん行っていましたので。
主人にはもう何をしても助からないとわかっていたと思います。

でも、あまりにも私が落ち込み、何も手につかない様子を見て

「プロポリス、漢方薬と免疫賦活剤を飲ましてみるか」

と言われ、試してみる事にしました。

 

プロポリスは、ブラジル産のもので溶剤がアルコールだったので、私でも飲みにくかったです。

抗がん剤は副作用に耐えられないだろうということで、クレスチンと補中益気湯を併用することにしました。

クレスチンはカワラタケ多糖体製剤で、癌により低下した免疫応答機構に作用することにより抗腫瘍作用を発揮すると考えられています。

ナチュラルキラー細胞活性、インターフェロン生産能、インターロイキン生産能の増強などの免疫系の活性化(免疫を強くする)によ、り抗悪性腫瘍効果が期待できます。

ただし効果はそんなに強いものではなく、単独では効果は期待できません。

また補中益気湯は、体力増強効果が期待できます。

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免疫力を上げるために、舞茸やシイタケを粉末にしたり、スープにしたりして食べさせました。

10月の始めに告知され、3ヶ月もたないかもと言われましたが、年越しもできました。

最初は、何だかローズ老けてきたなって感じでした。

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ブーちゃんの面倒をよくみる、いいお母さんでした。

 

春頃になって何だか静かだし動くのがスローになったように思います。

もともと、おとなしくて優しい子なので具合が悪くても分りにくいんです(・・;)

プロポリスも、ほかの薬も嫌がらずに飲んでました。

でもきっとまずかったと思います。

 

ローズは、冬を越して、春を迎え梅雨の時期を越して、その頃には、もう動けなくなってました。

そしてときおり痛いのか、つらそうに鳴きます。

「ローズ、ママここにいるよ」

って身体をなでると、安心したようで鳴き止んでいました。

 

ローズを一人にして寂しい思いをさせないように、時間の許す限り側にいて話しかけてました。

7月18日朝7時、私が、

「ローちゃんおはよう!」

と声をかけたら、私を見ました。

その20分後位に静かに息をひきとりました。

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最期は動けなくなって、おむつをして寝たきりでした。

 

別れは何度も経験してますが、これだけは辛いです(ToT)/~~~

獣医さんにも亡くなった事報告しました。

「えっ 連絡がないので亡くなられたのかなと思ってました。 良く頑張ったんですね。」

と言われました。

 

でも、私は本当にこれで良かったのかと、後悔している気持ちもあるのです。

いつのまにか私にとってローズは特別な存在になってました。

だから寝たきりになろうが、どんな形であれ生きていてほしかったんです。

でも、ローズ自身はどう思っていたのかなって・・・

 

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娘に頭からクリスマスリースをかけられ、イヤなことをされてもおこらない優しいローズでした。

 

フードを食べない子・食べられない子

最初に家に来たパピヨンが、ロ―ズです。

生後40日で来ました。

パピヨンのことがある程度わかった今なら、もう少しちゃんと離乳食を食べるようになってから、家に来てもらったと思います・・・

「フードをカリカリたべます!」

と言われ家に連れて帰りました。

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ローズとポメラニアンのシンディーです。

 

よく考えたら、生後40日でカリカリ食べる訳がない(-_-;)

獣医さんに連れて行ったら、

「食べなければ、死にます」

と言われました。

 

それからは大変でした。

離乳食ようのカンズメをスポイドや、注射器で無理やり時間を決めて食べさせていました。

ローズは、嫌がりもせずお口の中に流しこまれたものを飲み込んでました。
それでも、ドロドロの離乳食の間はまだ良かったのですが、固形物に変える時期が一番大変でした。

とにかく24時間寝るときも一緒なので、私が、食べる物に興味があるみたいで、ローズに作った物を食べて見せたりして食べさせました。

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ローズ(左)とニコと娘

 

そんなローズにも大好きな食べ物がありました、リンゴです(^-^)

リンゴにはずいぶん助けられました。

リンゴは、腸内細菌の悪玉菌を排出する作用があるペクチン、 利尿作用のあるカリウム、 脳とカラダのエネルギー源となる果糖とブドウ糖を豊富に含みます。

 

食の細い子は、一度に少ししか食べられないので、日によって違いますが何回かに分けて食べさせるようにしてました。

お家ご飯も分量は、どのくらい食べさせたらいいのかな?って悩みませんか?

簡単な目安として、頭(帽子をかぶせた感じ)の大きさの量。

食べさせながら、痩せたり、太ったりするので、カラダを触って調節するといいと思います。

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愛犬のための症状・目的別食事百科(講談社)から引用

 

ローズが1歳になった頃、女の子は、出産すると食べるようになると教えてもらい、交配して男の子を出産しました。

すると、よく食べるようになりました(^-^)

授乳中は本当に良く食べてました。
私事ですが、18年前の10月31日長女を出産、ローズは12月1日に男子を産みました。

二人(一人と一頭)ともとても良いお母さんでした(笑)

ローズと私は同じころに子育てしてました(*^_^*)

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産まれて来た子(ブーちゃんと言います)もやはり食の細い子でしたが、16歳まで生きてくれました。

食べられない子ブーちゃんで、13歳過ぎたころから白内障もひどくなりほとんど見えてないようでした。

見えてないし、食べるのも上手く食べられません。

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お家ごはんをミキサーにかけて流動食にして注射器で流し込むようにすると、食べる気持ちはあるようで、お口をパクパクさせます。

それに合わせてゆっくりあげると、沢山食べてくれました(*^_^*)

半年ぐらいたった頃、気が付いたら、なかなか治らなかった耳だれが治り、体力がついてきたのでシャンプーしたら毛がきれいになってました。

 

お家ご飯 6周年\(^o^)/

フードからお家ご飯に変えて、6年がたちました。

私の場合、フード+お家ご飯が長かったのでフードをやめるか、やめないかだけだったんですが・・・

 

それが、なかなか栄養面の事を考えるとやめられませんでした。

でも、フードだと食べたり食べなかったりするので、結局何か補足する事になります。

娘に(甘い!)と言われますが、小さなカラダで食べてくれないと心配です(^^;

 

ハスキーぐらい大きいと1日、2日食べなくても(病気でないとき、あきらかに他の物なら食べる)と言う時は、かけ引き(知恵比べ)です。

なかなか、手ごわいので負けて何かあげてしまう事が多々ありました(-_-;)

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ショー会場で、凛々しいマイケル君

 

忘れられない事も沢山あります。

マイケル(ハスキー)で、私がブリードした子です。

2ヶ月でJKCチャンピオンにあげてもらった家の自慢の子なのですが・・・
この子も嫌いなものはキライ!と大変でした。

サイエンスダイエットのクッキーを投げてあげると、パクっとキャッチするのですが、そのまま食べないでポイって捨てるんです(^^;)

え~食べないのって変わってる、そうだよね母犬がオリビアだもんね、とへんに納得してましたが。

 

自分の食べる物より、私達が食べてるものに興味しんしんでした。

食べるのが嫌な時、フードをひとつずつ食べたり、臭いだけかいでやめたり上目ずかいでじ~っと見てました。

マイケルは、鶏がらスープ(野菜いり)をフードに足したのが大好きでした(*^_^*)

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お気に入りのAM CH. Molly(右)と

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大好きなハンドラーの金塚さんと、ご機嫌なマイケル君

 

私の場合、お家ご飯に変えた時にフードをやめてしまいましたので内心大丈夫かな? と思いましたが、大きなトラブルもなくフードからお家ご飯に変える事ができました。

 

一つだけ、お助けレシピと言う物をキープしてます。 これは便利でした。

鮭と緑黄色野菜のおじや

(材料)

鮭 、玄米ご飯(白米でも可)

ニンジン(べータカロテンの宝庫)

小松菜(アクが少なく使いやすい青菜、ビタミンcが豊富免疫力アップ)

ごぼう(植物繊維が豊富で腸内のおそうじにオススメ)

豆腐(大豆サポニンを含む。自然治癒力をサポート)

シイタケ(β-グルカゴンで免疫力強化)

ごま油(エネルギー源)
作り方)

1、材料を食べやすい大きさに切る。

2、鍋にごま油を熱し、鮭とごぼう、ニンジンを炒めあわせる。

3、豆腐、シイタケ、小松菜とご飯を入れ、具材がかぶる程度の水を加え、全ての材料がやわらかくなるまで煮る。

ひと肌程度に冷まして器にもる。
興味のある方は、ぜひ一度試してみてください。

ところで・・・マイケル君のお兄さんは、全米No.1ハスキーのドナルド(Kontoki’s E-I-E-I-O)です。

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ヨーロッパの犬事情

ヨーロッパには、犬のための法律があります。

そこには、犬が飼い主と一緒に暮らすためのヒントがたくさんあります。

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現在私たちは、ペットショップなどで自由に犬を購入し、飼うことができます。

愛らしい子犬に一目惚れしたり、誕生日のプレゼントになったりと、さまざまなケースで犬が飼い主のもとにとどきます。

しかし購入が自由な分、飼ってからのトラブルも後を絶ちません。

犬の面倒を見る時間がなかったり、成長した大型犬が手に負えなかったりなどの理由で、飼い犬を手放す人もいます。

 

そういったケースを減らすために、ヨーロッパでは犬を法律で保護している国が多いことを知ってますか?

犬との付き合い方において、日本はヨーロッパに見習うべき事がたくさんあると思います。

そこで、ヨーロッパの犬事情をご紹介します。

 
子犬は必ず親犬のもとで生活
ドイツやイギリスでは、生後2ヶ月未満の子犬を販売することを法律で禁じています。

なぜなら、子犬の肉体的・精神的な健康が損なわれる事があるからです。

たとえば離乳が早すぎると、感染症や食物アレルギーなどの病気にかかりやすくなったりする場合があります。

また幼少期に親犬や兄弟とのふれあいがないと、犬同士のコミュニケーション方法を習得できません。

大きくなると、他の犬に会ったら吠えたり逃げたりすることも。

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犬はもともと社会性のある動物ですが、早くから一匹で過ごしていると犬のあいさつ方法さえ学ぶことができません。

犬が心身ともに健康に育つためには、ある時期までは母親や兄弟とともに過ごす必要があるのです。

 

何年かまえに、テレビでイギリスの保護されている犬の里親に応募してきた人の、審査をしているところを見た記憶があります。

厳しいと思われるかも知れませんが、個人的には賛成です。
ペットショップに犬がいない

「犬は物ではない」という理由で、ほとんどの国のペットショップではペット用品のみを扱い、生きた犬を置きません。

では犬を飼いたいときはどうするのかというと、犬の交配を行っているブリーダーから直接購入します。

その際、面接が行われ、家族構成や職業、生活環境などを聞かれます。

「この犬種は活動性が高いので、毎日十分運動させてあげられる家庭が良い」といった犬種の特性と照らし合わせて、購入できるかどうかが判断されます。

日本文芸社 「作ってあげたい!おいしい犬ごはん」より引用
ヨーロッパの一部の国は、本当にペット先進国だと思わされますね。

 

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もう亡くなりましたが、老犬ブーちゃんです。

言葉にならない言葉を、一生懸命訴えているのだと思います。

 

今日のおうちご飯

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