パピヨンは元気で、あまり病気をしないような印象がありました。
そこで、パピヨンがかかりやすい病気を調べて見ると、結構いろいろ出てきましたよ。
寝起きでボーッとしている、プーさんです。
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犬の膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼とは、人間にもあるのですが、膝のお皿の部分がずれてしまって痛みが強くでたり、歩行が出来なくなったりする病気です。
この部位の脱臼はパピヨンのような小型犬に多く、軽度の場合は膝の骨がずれても戻ることがありますが(subluxation:亜脱臼)、進行してしまうと膝蓋骨が常に外れたままになってしまい、全く歩くことができなくなってしまうこともあります。
膝蓋骨脱臼の主な原因は、運動時に膝関節の可動域を超えた動きをしたり、単純に激しい動きをすることが原因になったり、固すぎる地面が原因となる場合もあります。
またカルシウムの摂取量が少ないと、膝蓋骨脱臼の危険は増大します。
以前、預かった雌のパピヨンが膝蓋骨脱臼で苦しんでいました。
見た目にも小さくて、この子は絶対に乱暴に扱ってはいけないなと強く思ったのを覚えています。
痛みで痙攣をおこすのです。
可哀想で気がついた時は体をそっと撫でて大丈夫だよと声をかけるのですが、見ているのがつらかったです。
健康が一番だと思いますが、その子に異変があれば早く気がついてあげるようにしたいと思います(^.^)
今日はちょっと凛々しいダンボでした。
進行性綱膜萎縮症
網膜が萎縮してしまって視力が悪化し、徐々に目が見えにくくなっていきます。
あなたのパピヨンが夕方以降や、暗い場所などでよく物にぶつかることが多くなったら、進行性綱膜萎縮症を疑ってください。そのまま放置してしまうと、失明してしまうこともあるので、すぐに獣医にみせることが重要です。
脱毛症
ストレス、ノミやダニなどの寄生虫やアレルギー疾患、慢性の炎症制皮膚疾患などもよくある原因です。
抜けてしまう部位はその原因により異なります。
かなり重症化することもありますので、できるだけ早期に獣医の診断を受けて、お薬を処方してもらうこようにするといいでしょう。
熱中症
犬は人間のように汗腺がありませんので、汗をかいて体温調整する機能もありません。
そのため、人間の子供よりも熱中症をおこしやすく、十分な注意が必要です。
口を開けたままで息を激しくしたり、冷めたい地面に体をつけて冷すのは体温を下げるためですが、要注意のサインになります。
夏場のエアコンが効いていない室内や車中は非常に危険です。
また散歩している時、アスファルトやコンクリートの地面の照り返しにも用心が必要です。
パピヨンのような小型犬が病気になったら、自分の意志を伝えられなから可愛そうで見ていられません。
少し調子が悪いので、得意のアンモナイトポーズで寝ているチコちゃんです。